言語聴覚士パパの奮闘記

1児のパパ兼言語聴覚士が小児療育で頑張っていることを書いています

病院での仕事~急性期~

今回は以前勤めていた急性期病棟での一日を書いてみようと思います。

皆さんのところはどうですかね

 

 

1日の流れ

7:30 出勤し、溜まっている書類作業、1日のリハスケジュールを決める

8:30 朝礼

8:50 リハビリ開始

12:00 昼食ラウンド(食事介助、嚥下評価)

14:00 うまくいけば昼食、食事介助に時間がかかるとリハビリ介入開始

16:30 終わっていればカルテ記載、申し送りなど

17:15 退勤時間だが、定時上がりはほぼ不可能

18:30 退勤

 

だいたいこんな感じでした。

もちろんイレギュラーがあると朝に立てたスケジュールは吹っ飛びます。泣

また、途中おむつ交換や急な検査などもザラです。

目標は22単位以上で、先輩方は無茶苦茶回っていました。

新人だとこれにミーティングの書記や症例検討会、実習生の指導なども加わります。

 

STのデメリット?

1日のスケジュールからもわかる通り、自分の昼食時間はありませんでした。

これはSTのデメリット?ですかね・・・。

PT、OTさんは食事介助は無く、談笑しながらゆっくりご飯を召し上がっていました。

それがめちゃくちゃ羨ましかったのを覚えています。

 

辞めていく新人

私が勤めていたところは県内でも噂のあるくらい忙しい職場だったらしいです。汗

なんども心が折れかけましたが、なんとか粘りました。

人間関係は比較的良好であり、特に心強い同期がいてくれたことが大きかったです。

ですが、新しく入ってくる新人は1年足らずで辞めていく人が多かったです。

(PT、OTの新人は比較的続いていました。)

STはまだ求人がありますし、急性期でなくとも働ける場所はたくさんあるので、辞めることは無理して働くよりもいい選択ではないかと思います。

 

一番つらかったこと

急性期ですので、中には良くならず亡くなられる方もいらっしゃいました。

STとして何とかしてあげたいという一心で介入をし、先輩方の助言も頂きながら進めますが難しい場合もあります。

今でもあの時こうした方がよかったかなと、ふと思うことがあります。

急性期病棟を経験して、私にできることは、死ぬ気で勉強してたくさん臨床経験を積み、困っている人に還元することだと感じました。

 

STなのにコミュ障

急性期病棟は特に医師や看護師、その他コメディカルとの連携が重要です。

特に看護師さんとのやり取りは気合がいりました。

コミュ障で内気な私はいつも話すことを考えてから声掛けするようにしていました。

看護師長さんに気に入ってもらえるとかなり心強いですが、逆だと・・・、です。

今となってはそれで心が鍛えられたような気がします。

 

今回は急性期病棟のでのリハビリをざっくり書いてみました。

また、思い出したら書いてみようと思います。

お読みいただきありがとうございました。